« いつも、いつまでも、祈り続ける | Main | 神に誓う結婚式 »

May 18, 2005

ただ一度呼びかけるだけ

5月17日『眠られぬ夜のために』

「ある人の魂を正しい道から背かせるにはひどく手数がかかるので、悪魔でさえ高尚な動機の助けをかりなければ、それをなしとげえないのに反して、
他方、悪魔のすべての仕業を水泡に帰せしめるには、ただ一度だけ神を仰ぎ見るか、呼びかけるかすれば十分である。」(岩波文庫:草間・大和訳)

nikkouは、クリスチャンになってまもなくのころ―いや、今でも、
「クリスチャンです」と名乗りをあげる人は無邪気に信頼してしまう。
だって、イエスに従う人だ。
  主に愛されていること、許されていることを自覚している人だ。
  隣人を愛し、敵を愛し、最も弱いものに仕えることを目指す人だ。
  人を裁かず、裁きは主にゆだねる人だ。
変な人であるはずがない。
…って、自分を振り返れば、そんなん無理だって分かるけどさ。
自分にはレッテルを貼って欲しくない、といいながら、自分は人に期待しているわけだ。勝手なもんです。

しかし、クリスチャンはこの日本におけるマイノリティであるだけ、出会ったときの喜びは大きい。
喜びが大きい分、失望すると、ショックはさらに大きい。
クリスチャン同士、互いに補いあって生きてゆくことは大事だ。
でも、結局は人間なので、ふつうの人間社会と同じようなもつれはある。
いや、相手への信頼が大きかった分、ずっとやっかいかもしれない。

nikkouは最近、ずーっと自分に言い聞かせている。
たちかえれ、たちかえれ。
主イエスに出会ったときの喜びと、主に従って生きる決意に。
クリスチャンに失望しても、神にだけは失望しまい。

nikkouがイエスに出会ったのは歌であった、ということの恵みは、当時予想もしなかったくらい大きい。
歌い慣れた1曲をそっと口ずさむだけで、「神を仰ぎ見」「呼びかける」ことが可能だからだ。
日曜の午後、ゴスペルのコンサートに行った。
「ジーザス、天からわたしたちを治めてください」
「わが助けはいずこより来るか。わが助けは天地をつくりたるわが神から来る」
今まで散々歌ってきた歌詞のひとつひとつに、強烈な感動を覚えた。

「それが福音なんじゃないの?」とわが友は言った。
友よ、アーメンだ。
なんどでも振り仰ぐことができる。
なんど聞いても胸をうつ。
だから福音、よろこびのおとずれなのだね。

|

« いつも、いつまでも、祈り続ける | Main | 神に誓う結婚式 »

「2 眠られぬ夜のために」カテゴリの記事

Comments

私たちは罪人どうし、どうして相手より自分をたかくできましょうか。

Posted by: s k | May 19, 2005 at 09:37 PM

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/91294/4186664

Listed below are links to weblogs that reference ただ一度呼びかけるだけ:

« いつも、いつまでも、祈り続ける | Main | 神に誓う結婚式 »