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June 12, 2005

『靖国問題』再び~わが両親の世代

靖国神社には、うれしそうに集うおじいさんたちがいる、ということを書いた。
さて、そこで今日は、私のお父さんお母さんの世代について書きたい。

わたしの両親は団塊の世代である。
両親とも、70年代に大学生であった。
ふたりとも「ノンポリ」だった、という。
これは、政治活動をしなかった、という意味らしい。
学校に行っても封鎖されていて授業をやっていないので、こりゃ就職が危うい、と図書館に行って国家資格をとる勉強をしていた、という現実的な人たちだ。

学生時代に三島由紀夫の自決事件やら浅間山荘事件やらをテレビで見て、
その血なまぐささや陰惨さに嫌悪感を抱いている。
「全共闘崩れ」という言い方を、侮蔑をこめて言う。

そのせいか、子供たちが政治や社会に積極的に関わる行動を警戒する。
たとえばnikkouが障害者介助を始めたとき、市民団体か宗教団体がからんでいないか、と注意された。

政治的に突出した行動を避ける、というのは、
時代がゆれているときには、ある意味安全な身の処し方かもしれない。
右でも左でもなく、中庸でラジカル。
その時々で判断せよ。
偏るな、深入りするな。

さて。
わたしたち団塊ジュニアと、靖国に集うおじいさんたちの間には、
こうした警戒心の強い団塊のお父さんお母さんたちがいる、ということを、
実感として告白して、次に続けたい。

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Comments

お疲れ様です。私は60年安保組みです。ノットノンポリでした。しかし、ご両親のほほえましい姿が、うらやましいですね。なにはともあれ、あなたのようなすばらしい娘を世界に残したのですから。

Posted by: k and s | June 12, 2005 at 08:35 PM

いやあ、不肖の娘です。
この記事も、うんうん悩みながら、えっちらおっちら書いています。

60年代の安保闘争と70年代の学園紛争というのも、また感じが違うのだろう、と思います。
幼き日、テレビで初めて安保闘争の映像を見て、
「あれなに!?」と驚いたら、「うーん」と両親とも言葉に詰まっていました。
「なんてゆーか、夢があったんだろうな…、あのころは」と父が遠い目をしたのが、印象的でした。
ノンポリと言いつつ、なにか、思うところはあったみたいです。

祖父上の青春時代のお話もまた聞かせていただきとうございます。

Posted by: nikkou | June 13, 2005 at 01:19 AM

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