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January 22, 2006

主婦ってなに?

1月21日『眠られぬ夜のために』第二部

「良い結婚は、おそらくこの世のあらゆる宝のなかで最上のものであり、しかしなんといっても一番独特なものである。(中略)
しかし、そういう良い結婚のためには、相互のまことの愛情のほかに、せひとも次の二つのことが必要である。
第一には、双方がひとしく純潔で結婚生活に入らねばならないこと。
第二には、夫が家計の維持者で稼ぎ手でなければならないことである。
(中略)
彼女たちはもう一度家庭の主婦らしくならねばならない、決して単なる美的生活の享楽者になってはいけない。(以下略)」
(岩波文庫・草間・大和訳)

今夜ヒルティが戒めているのは、お金持ちのお嬢さんが新婚の夫の安月給に耐えられないでいることと、
逆玉の輿にのってぶらぶらしている夫、のことらしい。そんなんがいたんだ、100年前のスイスには。

残業で遅くなった帰り道、同僚と、「あ~あ、帰ったらおいしいご飯と、あったかいお風呂が用意できていて、おかえりなさ~い、おつかれさま~って抱きしめてくれるヒトがいたらいいな…」なんて話したりする。
男の人の場合、「そんなオヨメさんがほしいな~」ってなるところなんだろうけど、私たちは誰にそれをもとめたらいいんだろう。そんなことをしてくれる「オムコさん」はいるかしら。

先日ゴスペル仲間との食事で、同じテーブルに夫婦ものがいた。夫のほうが「自分は家事を手伝っているほうだと思う」と言ったら、友人(女性、30代)が、「家事を手伝う、っていう言い方自体がそもそも間違ってる。家の仕事も自分の仕事だと思ってやれ!」と一喝した。お~。

昨年、ニューヨーク在住の友人が一時帰国した。ニューヨークでは、「バイトをしたり、専門学校に行ってみたり、通訳のボランティアをしたりしながら、ぶらぶら生きている」んだそうだ。
好奇心が旺盛なひとで、新聞や広報を見ては、あちこちの講演会やらワークショップやらに出席していた。
そこで困った事がひとつあった、という。
自己紹介を求められた時、日本の流儀では、「○○大学のなにがしです。」「○○社で建築の仕事をしていますなにがしです。」といわねばならない。たしかに、nikkouも社名を言うなあ。
「あたし、どこにも所属してないからさぁ、なんていっていいか分からなくって。今度聞かれたら、ニートです、って言おうかな」と、友人は笑っていた。
ちなみにNYでは、「建築に興味があります」とか「美術を学んでいます」って言えばいいらしい。本当?

そういえば、時々そういうところで「主婦です。」って言ってる人を見る。
将来、nikkouも、結婚したあとに失職したら、「主婦です。」って自己紹介するのかな。
しかし、「主婦」ってのは所属を表すんだろうか。
NY流に「聖書を学んでおります」とかって言ってみようか。

また、昨年の話だが、クリスチャンの集まりで自己紹介をしていたとき、
「○○集会のなにがしです。」「××教会のなにがしです。」とみんなが言う中で、
「なにがしです。えーと・・・、愛妻家です。」と自己紹介した兄貴がいた。
そうしたら、離れて座っていた奥さんが、「あ、わたしも、夫が大好きです。」と自己紹介した。
場がわーっと沸いたのだが、
あれは、よかったな。
いつか、わたしも、
「nikkouです。国語教科書の編集をしています。聖書について学んでいます。あと、夫が大好きです。」なんて自己紹介してみたいもんです。

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Comments

バッチリ。これからのことであっても、本当なのだから、いいね。
イヤー面白かった。軽快でコミカルで、100年前のこと、結局変わらないのね。
本当に食事ってありがたい。感謝、感謝。

Posted by: kkkkssss | January 23, 2006 at 06:18 PM

祖父ネットを通して、こちらのブログのことを知り、拝見しました。
実は僕もワーカーホリック(というのかな)で現在自宅療養中。
妻子有り。妻は親身になって僕の助けになってくれてますし、子供は何よりの心の支えです。
病気になって妻と話し、相談して辿り着いた結論は、「子供がしっかりとするまでは、やはり僕が稼ぎ、妻が主婦であるべき」というものでした。
妻、子供だけではありません。親、兄弟、親戚、病院の先生、いろんな人に助けられ、教えられ、今はかなり病状が良くなった感じです。
勿論、祖父ネットのような友人にも色々助けられました。
で、長いコメントになりましたが、結局何が言いたいかというと「家族ほど素晴らしいものは無い」ということです。
自分が家を持ったこと、病気になったことでさらにそれを痛感しています。
ちょっと、ずれたコメントになっちゃいましたが。
また色々読ませてもらいます。

Posted by: ahilland | February 05, 2006 at 10:55 AM

ahilandさん

こんにちは。はじめまして。
ブログ見てくださって、ありがとうございます。お体は、だいじょうぶですか。
んんー、若輩者のわたしが言うのもなんですが、なんていうか「人生の奥義」を語っている、という印象ですね。
わたしの好きな聖書の言葉に、
パウロという人が自分の身体の障害について言った、
「弱いときこそ、わたしは強い」というのがあるのですが、
なんというか、それを地で行かれているというか、実感のこもったコメントだなあ、と思いました。

独身者のnikkouにとって、家族とは、両親と姉妹ですが、たしかに、なにものにも換えがたい存在であるように思います。
先日、川崎にある教会の帰り道、横浜の実家に寄ったら、なんのみやげもないのに、「いつも、こうやって寄ってくれりゃーいいのに」と両親して言うので、つくづく、親というのはありがたいものだ、と思いました。

どうぞ、お大事になさってください。
そして、今後ともよろしくお願いします。

Posted by: nikkou | February 07, 2006 at 10:41 PM

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