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January 29, 2006

プチうつ克服

1月26日『眠られぬ夜のために』第二部

「…キリスト教は幸福をもたらすということになると、
だれでも自分で味わってみることができるのだし、
生涯にただ一度だけでもそういう幸福の思い出があれば、
それひとつだけでも、あらゆる教理にはるかにまさる、ゆるぎない証明となるのである。(以下略)」

(筑摩叢書・前田敬作訳)

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今日の午後、無教会の講堂「今井館」で、「石原兵永に学ぶ会」という勉強会があった。
相澤氏(以前、nikkouに「主にあって」の意味を教えてくれた老紳士)に誘われたので、石原兵永という人が何者かも知らないまま、ほいほい行ってみた。石原氏は、ずいぶん前に亡くなったらしい。その著書「イエスの招き」(山本書店)をテキストに、輪読する、という会だった。

よかった。
ことばは易しいのに、核心をついたことを言う。

(神の国とは)アメリカとかソ連とか日本とかいう国ではないのです。しかしイエスという人物の中に神の霊が宿り、その霊の力が人間世界の中で、彼に接する人間のたましいに作用をおよぼし、悲しむ者を慰め、苦しむものに力を与え、悩むものに救いを与える事ができる。そこに神の国が現実的に経験できるのです。それならば私たちにもよく理解できるでしょう。(中略) しかしそのことを経験しても、それを神の働きとみとめないものは、イエスに宿る神の国を受けることができません。だからイエスは言った、「わたしにつまずかないものは幸いである」と。

神の国とは、イエスに出会って幸いを与えられた、その場その時のことなんだ。でも、それを感じていながら、こんなの「神」の力なんかじゃない、とおもっちゃう人は、神の国にいられないんだよ、ってことでしょう。

加えて、相澤氏のお話も、よかった。
人間はみんな「霊的存在」なんだ。神の霊にも感応するし、悪の霊の影響も受ける。どちらかというと悪の霊のほうの影響を受けやすいけど、神の霊だって、だれにでも、ひとしく触れているんだよ、ということをおっしゃっていた。
上記のヒルティとも通じる気がする。

じつは、今朝、すさまじく調子が悪かった。
体調、というより、精神的な不調。
布団を離れても、気力がわかずに、床にへたりこんでいた。
部屋がきたな~く感じられて、ここにいるのがいや。
でも、外出するのも、だるくていや。居場所がない感じ。
やばいな~プチうつかな~、と、居心地のわるい気持ちで横になっていた。

ぼーっとしたまま3,4時間たって、「あ、今井館いかなきゃ」と頭痛薬を口にほおりこんで、家を出た。
nikkouの家は、今井館のすぐ近くである。
これが幸いしたんだと思う。遠かったら、結局、家を出られなかったと思う。

勉強会が始まっても、しばらくぼけーっとしていたんだけれど、
石原兵永の文章に引用される聖書のことばが、どれともなく、なんだか、ぴしりぴしりと身を打つ感じ。
詩篇23編で「あなたの鞭とあなたの杖。それがわたしの慰めです。」という一節があるけれど、
まさに「鞭」状態。
おかげでだんだん目が覚めてきて、そして、上記の相澤氏のことばに、はっと胸をつかれたわけ。
悪の霊―nikkouの場合、一週間分の仕事の疲れとか、茨木のり子風にいえば「水遣り」を怠って、ぱさぱさになってしまった感受性とか、そういうネガティブなもろもろに、やられかけていたんだ。
主の霊がほしいな~と思い始めたら、心が浮上してきた。

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会が終わって、
電車に乗らず、家まで歩いた。
なんでだろう、元気になってきた。
エマオの旅人の気分。
心が燃えてくる。
主イエスがともにいる。
悪の霊なんか怖くない。

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なんだかどんどん元気になってきて、雑貨屋さんでブックカバーを買った。
読書欲がわいてきた。
バーゲンでセーターを買った。
あかるい服を着て、また来週も仕事に挑もう、と思った。

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Comments

「エマオの途上」の話。私も大好きです。
JESUSと話した時「心が内に燃えた」とは!まさに彼らはJESUSが十字架で悲惨な死を遂げたことで、意気消沈して故郷に帰っていく途中だった。
しかし復活のJESUSに出会ったことによって再生されるのです!
こんな凄いJESUSから絶対離れられない!

Posted by: たま | January 29, 2006 at 10:39 PM

エマオのエピソードは、まさに、わたしたちも経験する「復活」そのものですよね。

Posted by: nikkou | January 29, 2006 at 11:43 PM

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Tracked on January 29, 2006 at 10:41 PM

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