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May 07, 2006

まさにゴールデン・ウィークwithドニー・マクラーキン

『眠られぬ夜のために』第二部

「5月4日

(前略)
『マタイによる福音書』第5章から第7章までを読んで、
『そうだ、これこそ宗教の永遠に妥当する真髄(しんずい)だ。
わたしは、これを実行しているという勇気はないが、これを実行することを願い、
また努めよう』
とみずからに正直にいえる人は、たとえ現存のいかなる教会に属していなくても、
これこそ真のキリスト者なのである。
(以下略)」

(筑摩叢書・前田敬作訳)

200605041633000
ゴールデンウィークの間、ドニー・マクラーキンのゴスペルのワークショップ(期間限定のレッスン)に参加していた。(写真は休憩時間中)。目の前で、ドニー・マクラーキンのナマ美声が聴ける日々。クワイアー(聖歌隊)の歌いだしもわすれて、惚れ惚れと聴きほれることもしばしばでありました。
400名強のクワイアーを一気にひっぱりこむエネルギーもまた圧倒的で、つい心が沸きたって、練習中、nikkouは、とりわけ飛び跳ねていたかもしれない。

忘れがたいのは、「Holy」という1曲である。
初めてドニーがこの歌を歌ったとき、メロディも歌詞も知らなかったnikkouは、ただ、目を閉じて聴いていた。
ドニーがアメリカから率いてきたシンガーたちがドニーに和して、
まるで風のようなハーモニーが、天から降りそそいでいるように感じた。
やがて、会場から、歌える人たちが声を合わせてゆき、
目を閉じていると、なんだか歌声の中に浮かんでいるみたいだった。
ドニーの声が、深い実感を持って神を讃えていた。

「最後の審判のラッパが鳴って天国が来る」なんてことが本当にあるのかどうか、わからないけれど、
このとき、すでに天国にいるような気がした。
音楽は―とくに、最上の存在を讃える音楽は―天の音楽のようだ、と思う。
とても幸せな一瞬だった。

今日は、ドニー・マクラーキンの説教で、礼拝。
ドニーがこぶしを握り締めて、なんともいえないうれしそうな顔で言った。
「ジーザスは、教会の四つの柱の中にこもっている方じゃなかった。
彼は、道を歩いているんだ。
歩きながら、悲しみ、苦しんでいる人を救うんだ。」

歩いているジーザス。
人びとと共に歩いている。

今日のヒルティも言う。
教会に属しているかどうかがクリスチャンの資格じゃない。
「『マタイによる福音書』第5章から第7章まで」というのは、イエスのメッセージのエッセンスが書かれているところであり、今回のワークショップで歌ったことでもある。
歌いながら、不肖nikkouも「ああ、本当にそのとおり」(=アーメン)と思わされたから、
さまざまに迷い、疑いながらも、やっぱりわたしはクリスチャンなんだと思う。

以下は、個人的な謝辞。

今回、3年ぶりに、NYのハーレムで牧師をしておられる岡田圭先生に再会できてよかった。
先生がnikkouを覚えていてくださった事に、本当に感動した。

また、今回のワークショップを企画した波多康牧師に感謝。ワークショップの3分の2を占めたノンクリスチャンのメンバーたちのために、いつも細やかな解説と心配りをしておられたことにも、人柄の暖かさを感じた。
(「『アーメン』というのは、『本当にそのとおりや』という意味です。
だから、聖書が大阪弁で書かれていたら、『アーメン』の代わりに、世界中の人が言うてたと思うんです。
―『ほんまに』」
と「アーメン」の意味を解説してくれて、大爆笑だった。ユーモアたっぷりの若々しい牧師先生だった。)

ドニーの通訳をしておられたのは、仙台から来られたこれも若々しい牧師先生で、
本当に名通訳でした。
「今の歌詞は日本語に訳して歌え」なんて難題を押し付けられたり、
「通訳も、自分と一緒に踊らなきゃいけない」なんてイジられたりしながら、
コンサート含め4日間を見事にこなしておられました。

ドニーがしばし感じ入って、歌うのをストップしてしまい、「今度の日曜は、うちの教会で演奏してくれ」と冗談まじりに驚いていた、コージさん、トムさん、健太さんたちのバンド演奏など、
日本で、神様に用いられている人びとの豊かさにも、気づかされた日々でした。

そしてなによりも、迷い疑い続けるnikkouに、「だいじょうぶだいじょうぶ、わたしはいつも賛美の中にいるよ」とささやき続けてくれた主に感謝。

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Comments

nikkouさん、素敵なゴールデン・ウィークでしたね。賛美歌というのは、やはりキリスト教最大の恵みかもしれないと思いました。

アーメン。ほんまや。

けっこう気に入ってしまった。

Posted by: ゴトウ | May 09, 2006 at 10:55 PM

ゴトウさん

キリスト教音楽って、やはり天の高い高いところに向けて奏でるから、気持ちいいですよね。音楽は恵みだ。うんうん。

「ほんまや。」
ちょっと力が抜けて、でも実感がこもってていいですよね。
お祈りの合間合間にあいづちみたいに「アーメン」っていう人、いるじゃないですか。あの「アーメン」には、「ほんまや」って言ってみようか、と思う今日この頃。

Posted by: nikkou | May 09, 2006 at 11:45 PM

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