静かに祈る日
『眠られぬ夜のために』第二部
「8月15日
(前略)
キリストでさえも、こういう人たちには、ときとして腹をたてた。
マルコによる福音書9章19節
『ああ、なんという不信仰な時代であろう。いつまで、わたしはあなたがたと一緒におられようか。いつまであなたがたに我慢ができようか。』
同6章46節
『そして群集に別れてから、祈るために山へ退かれた。』」
(筑摩叢書:前田敬作訳)
今日は、敗戦記念日。
千鳥が淵の戦没者墓苑にお祈りに行ってまいりました。
海外のジャングルの中に朽ち果てつつあったお骨を集め、納めているというそのお堂の前で、
わが祖父たちも、ひとつ違えば、ここにいたのだろう、と
ぐっと胸につまるものがありました。
戦争中は
きっと、だれもが心傷つき、
そして、だれもが、罪を犯したのだろうと思います。
だから、
人の心の弱さや傷をいたわり、
また、罪を余さず見通して裁き、
赦したまう
われらが主イエスの十字架を思い、御名を通して、
堅く手を組んで祈りました。
今、世界中でやまぬ戦争の中で
多くの心が傷つき、また罪を犯していることと思います。
そのすべてを主イエスが癒し、裁き、赦したまうことを祈ります。
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Comments
Totemo yoikoto o nasaremasita.Sugi
Posted by: kkss | August 16, 2006 at 08:22 PM