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September 19, 2006

Oh Happy Day!

「9月17日
神の恩寵にあずかっているという意識のほかに、義務をはたしたという意識も、この上なく強い幸福感をあたえてくれる。前者は、恩寵というものはつねに受ける資格もないのにあたえられるものであるから、自分でつくりだすわけにはいかない。しかし、後者は、自分でつくりだすことができる。それは、まったくあなた次第なのである。」
(筑摩叢書:前田敬作訳)

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ごぶさたしておりました。
この連休は、ゴスペルの父、エドウィン=ホーキンズが来日、そのワークショップと月曜日のフェローシップコンサートに参加しておりました。
エドウィン=ホーキンズ氏は、かのゴスペル映画『天使にラブソングを2』に歌われた「Oh Happy Day」の作者で、日本にゴスペルをはやらせた張本人のひとり。
今年は、ゴールデンウィークにもドニー・マクラーキンが来日してたし、ゴスペルの大物来日の当たり年だね。

エドウィンの歌うゴスペルは、「Oh Happy Day」にも代表されるような、カラリとして平明な調子のものが多い。歌声も歌い口もさらっとしていて、何を歌ってもなんとな~く湿度のあったドニーと対照的。地味な色のジャケットを羽織って満面の笑みで指揮をする様子は、中学校の音楽の先生、って感じです。正直、nikkouは、エドウィンが大好きです。

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ワークショップの歌は、知っている歌も知らない歌もあったけれど、何を歌っても、なんだか胸がきゅーっとするような懐かしい感じがしました。そして、なぜか、オアシス・ゴスペル・クワイアー(わたしが初めてゴスペルを習ったクワイアー。もう今は解散しちゃって無いんだけれど。左がその最後のクリスマスコンサート。)の風景が、何度も何度も頭に浮かびました。なによりも、あの頃の気持ちが胸いっぱいによみがえってきました。
難しいこと、面倒なことをなーんにも考えないで、ただ、ただ、歌うのが楽しくてうれしくて仕方なかったころ。
ゴスペルが、わたしにとって「主からの、一方的な、無償の愛」というものを実感できる一番簡単な方法だったころ。
普段は理屈っぽい私が、「私からはなにもしてないのに、神様が一方的に私を愛してくれる」ということを、理屈抜きではっきり感じることができたあのころ。
主と自分との関係に思いっきり没頭していたころ。
……自分でもちょっと気づかなかったのですが、いつの間にか、そういう純粋な喜びから遠ざかっていたような気がします。最近は、どこで歌っていても、雑念が沸くのよね。周囲が気になったりね。なんでかね。

月曜日のコンサートはじつに2000人のゴスペル愛好者が参集。オアシス解散後、あちらこちらにちらばっていた友人たちと次々に再会して、これがまた、「初心」に帰る思いでした。

コンサートの最後は、みんなで「Oh Happy Day」を大合唱しました。「Oh Happy Day! When Jesus washed, my sins are washed away. He taught me how to watch, fight and pray」というシンプルな歌詞なのだけれど、 もう、結局、ゴスペル歌ってて幸せな理由はこれだけなのよね。

今回のコンサートのメッセージは、ドニーマクラーキンのときも大活躍だったあの波多康先生。「なんでOh Happy Dayなんか、ちゅーと、もう、自分はひとりやあらへん、イエス様、僕と一緒にいてはる、神さまが愛してくれてはる、って分かったからなんやと思います。」とおっしゃってました。アーメンです。主に命を与えられたから、わたしは、この世界に両足で立っているんでした。ゴスペルを通じて、わたしにはそれが分かったんでした。

ひさびさに本気でぴょんぴょん飛び跳ねながら、Oh Happy Dayを歌いつつ、「ああ、わたし今死んでも全然、悔いはないわ」と思いました。そう思ったのも、また久しぶりのことでした。

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Comments

しばし、キーボードの前で、感動していました。今日はある人を国会図書館に案内して、彼の父上の出版した本を閲覧する予定。雑念もまた、たのしきことあり、か。杉山

Posted by: kkss | September 20, 2006 at 05:59 AM

祖父上。
いつもありがとうございます。
本は、見つかりましたか。

Posted by: nikkou | September 22, 2006 at 12:41 AM

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