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November 16, 2006

神の恵みはむだではなかった

『眠られぬ夜のために』第二部

「11月1日

『コリント人への第一の手紙』
わたしは、神の恵みによって、今日あるを得ている。
そして、わたしにあたえられた神の恵みは、むだではなかった。(以下略)」

(筑摩叢書:前田敬作訳)


 200611162336000
先日のリトルライトの練習のとき、伴奏担当の牧師先生が「プレゼントでーす♪」とみんなにCDを配ってくれた。彼のライブラリーから、リトルライト向けの音源を29曲も集めて、マックで一枚一枚焼いてくれたらしい。
 帰宅後聞いて、おおおー、と思った。
これは新鮮。

今までnikkouは、人数が20~50人くらいの大規模のクワイアーに所属していることが多かったし、クワイアーのディレクター(指揮者)も若い人が中心だから、聴くゴスペルも、その影響をもろに受けて、コンテンポラリーの大編成ものが多い。そのほとんどが、ダイナミックな音量とハーモニーで、個性的なソリストが濃厚に聴かせるタイプ。カーク・フランクリンとか、ヘゼカイア・ウォーカーとか、さもなければ、マリーマリーとか、映画『天使にラブソングを』のサントラミュージックみたいに、おしゃれなの。

でも、先生オリジナルCDは、たぶん、ちいさな黒人教会で、ふる~くから歌われてきたんだろう、と思うような、シンプルで、素朴な歌ばかりだったのでした。
ほとんどがアカペラで、時々ギター伴奏つき。
黒人のおばちゃんおじちゃんが、だみ声で、「う゛え゛ぇぇぇ~」って感じで歌ってるのとか、
カントリーっぽい伴奏で「じゃんじゃかじゃかじゃか、じゃんじゃかじゃかじゃか、ヘイオーレ」なのとか、
あるいは、アカペラ一本ハーモニー勝負、これがすごーく若々しい素直な声で、おもわずウルっときちゃうようなシンガーズとか。
ひとことでいうと、…シブい。

じつはM先生、市販のゴスペルオムニバスCDの解説とか歌詞カードとかを書いたり、自分でもバンドを持っているアマチュア・ソウル・シンガーだったのであります。

「これ、リトルライトでもやりたいな」「あ、これも」と、曲名リストに○をつけながら、つくづく思った。
「神様って、すげー。」

リトルライトのみんなには、申し訳ないんだが、立ち上げた当初、
友人たちから「うちの教会に歌いに来てよ~」とか「コンサート楽しみにしてる!」とか言われるたびに、
「いやー、しょぼいんでね~」と申しておりました。
どこのクワイアーも専門知識を身につけたゴスペルシンガーをディレクター(指揮者)や伴奏者として招聘(しょうへい)しているのに、リトルライトは、最後までそういう人が見つからなくって、なにもかも「自前」だもんだから、およそ他人様に見せられるもんじゃないんだって思っていたのでした。

でも、今になって思います。

まちがっておりました、nikkou。

「自前」であること、それこそが、リトルライトにとって、主からの祝福だったのでありました。
だって、そのおかげで、どこのクワイアーでもシンガーズでも歌ってないようなゴスペルを、
アカペラやギターのアコースティックな音で、自由にやれるんだもの。
そう、どこにもないシンガーズ。
リトルライト・オリジナル。

かつてnikkouは、
主イエスの「野の花、空の鳥をみよ」というメッセージとか、
パウロの「主の恵みはわたしに十分である」という証しとかを、
「足るを知れ」「分相応でがまんしなさい」っていうことかな、って思ってた。
でも、それは違ったのかも、と、最近思う。
nikkouが望むようなことなんて、ちっちゃいちっちゃい、
もっと大きなことを、神さまは考えているんだよ、
ちっちゃいところにこだわってないで、神さまのでっかい計画に気づきなさいよ、
気づかないのは、「恵みを無駄にしている」ってことだよ、
…ということなのかもしれない。
実際、主イエスも言ってる。「求めなさい、そうすれば与えられます」―それって全然、がまんしろ、って話じゃない。
求めていたら、世界にたったひとつのシンガーズが生まれていたよ。

Sweethoneyintherock_1
ちなみに、今のとこ、nikkouの夢は、
「Sweet Honey in the Rock」というシンガーズの「Beatitudes」(マタイ福音書5章をそのまんま歌詞にしたそれこそスウィートなゴスペル)をアカペラでハモれるようになることです。
(といったら、M先生「簡単だよ~」とあっさり。意外に早く実現するかも!?)

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