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December 13, 2006

リトルライトのちょっとした危機

『眠られぬ夜のために』第二部

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「12月5日

ふりかえるな、なつかしの谷を、ふるき日のよろこびを、すぎし日の苦しみを。

み空に青く、新しき国は見える、おまえの手で、あそこに、神の宮をきずこう。

いまはかたく 舵をはなすな、目標を見失うな、顔をそむけるな。

ひたすらにすすむ あこがれのくにへ、 はや霊のひとみに 見ゆる岸辺、

神の国は近づく― 地はすでに消えた。」
(岩波文庫・草間・大和訳)

詩の訳のほうは、圧倒的に筑摩叢書の前田敬作先生よりも、岩波文庫の草間・大和ペアに軍配が上がる。nikkouはドイツ語はわからないけれど、日本語の感覚だけでいえば、名訳だと思う。

み空に青く、新しき国は見える、おまえの手で、あそこに、神の宮をきずこう。

いいねー。誰か曲をつけてよ。賛美歌ふうじゃなくって、どちらかというとコンテンポラリーふうなの。トータルプレイズみたいな感じで荘厳に、かつドラマチックに。

 こないだの日曜日はリトルライトの練習日。
ところが、いきなり当日、ギターのM牧師が「ボク、今日、自分のライブがあるんだ」と言うではありませんか。えー、聞いてないよー。伴奏は思いっきりギターに頼るつもりでいたnikkou、あわてて往復1時間半の家までカラオケCDをとりに戻りました。
 さらに唯一のテナーのメンバーから「今日はお休みします」の連絡。たしかに年末で忙しいのはnikkouだけじゃありません。やれるのか、リトライ…!? と、にわかに不安に襲われました。
思い余っていつもnikkouを応援してくれる友人にメールしたところ、「なんとかなるよ。自分も祈ってるから、主にゆだねよう」…と、一瞬、とっても無責任に聞こえる返事がきた。まあ、とはいえ一応nikkouも数年間ながらクリスチャンをやってきております。だから、それが無責任どころか最善の手段であることも、経験上、分かってはおります。腹くくって祈りました。「イエス様、リトルライトを、どうぞあなたの好きにしてください。リトルライトをあなたに任せます」。

そうしたら、少し冷静になった。リトルライトの基盤はnikkouじゃなくって主ご自身だ。主が「歌って」というなら胸をはって歌おう。
そもそもリトルライトは営利目的のゴスペル教室でなければ、教会の広告塔でもない。ただ、讃美する仲間の輪(サークル)だ。だから別にキリキリする必要なんてないんじゃないか。思い悩むなnikkou、ちょっと肩に力入ってるぞ。

やがて、メンバーがひとり到着。デュエットできる歌ということで、アメージンググレイスのアカペラにチャレンジしてみました。やがて、もうひとり到着。3人でハモるアメージンググレイスはなかなかいいもので、人の声っていいなあ、アメグレって名曲だなあと、自分らの声で自分がしみじみ癒されている1時間になりました。nikkouの舵取りでは23日のクリスマス会用の歌を練習するつもりでした。主の舵取りはまた別の方向だったみたい。

ひたすらにすすむ、あこがれのくにへ、

ギターなくても大丈夫、カラオケCDさえ不要でした。それどころか、楽しかったよ、アカペラ。
「これ、リトライのレパートリーにしようー!」と急に調子づいているnikkouでありました。

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Comments

nikkouがひとりで待っている姿を見て、自分の以前の姿を思い出したの。「誰かくるかな~」って思ったよね。神様に委ねたとはいえ、きっと淋しかったよね。

アカペラ楽しかったよ。ハモルと素敵だね。私アメグレは難しい~っていう気持ちが強くて・・でもリトライでなら楽しんで歌えるかもね。

これからもよろしくね!

Posted by: Atsuko | December 14, 2006 at 01:21 AM

久しぶりに投稿。いいお話です。先週のガブリエル教会夕拝は、司祭と私だけ。二人で聖句を読み合わせするという、礼拝でした。真っ暗な寒い人気の無い道を、とぼとぼ帰りましたが、ちーーーとも寂しくありませんでした。杉山

Posted by: sugiyama katsumi | December 14, 2006 at 06:16 AM

ちょっとタイトルでどっきりしましたが、ちゃんと読んだら安心。おまかせでね。
私がずーっと気になっているのは教文館の新ヒムプレーヤー。あれほしいなー。使うとこないけど。

Posted by: ゴトウ | December 14, 2006 at 10:28 PM

覚えてますか、とってもご無沙汰しちゃったのでお忘れかも。この間にいろいろかわって上海にきています。ブログも変わりました。

いいですねー。リトルライトっていうのはいわばnikkoさんの楽隊なわけですね。危機を転じて素敵な方向も見つかったみたいで。音楽のこととなるとなぜかコメントしたくなって書いちゃいました。

ぼくもクリスマスイベントでライブやりますよ。こちらはなぜかアフリカン。上海でアフリカン・パーカッション響かせますよ~

Posted by: Ko | December 15, 2006 at 12:46 AM

>あっちゃん。

うー…、ありがとー。あっちゃんが来てくれたときは、正直ほっとしました。あっちゃんもいろいろ乗り越えてきたんだねー。おかげで心強いです。
Very merry Christmasの手話讃美もシェアしてくれて、ありがとう。
アメグレは、だいじょうぶ。きっと出来るようになるよ。これからもよろしくね。

>杉祖父

ちーっとも淋しくない。アーメンです。
人数じゃないんだなあって、最近よく分かるようになった。逆に大勢いるのにさびしかったりすることもあるしね。不思議です。

>ゴトウ姉

思い悩むな! っていいフレーズですねー、あらためて。真理であり、励ましであり、なぐさめであり。
ヒムプレーヤーは便利でしょうねー。緊急時対策になるよね。あれって、讃美歌に聖歌にリビングプレイズにこどもさんびかに…、とアイテムを足していくほどお値段が上がるんだって。
あ、そうだ。姉上が教えてくれた「おーどーれ、輪になって」ってのも、いつかやりたい。

>Koさん

おぉぉお~! Koさん!ごぶさたです!
最近、Koさんブログの更新がないなあ、と思っていたあたりから見てなかったの。
いつのまに上海に!
上海でアフリカンパーカッションをたたく日本人!なんだかインターナショナルですなー。いつか、リトルライトとジョイントしませんか…(なにを!?)
素敵なクリスマスになりますように。

Posted by: nikkou | December 18, 2006 at 12:01 AM

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