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June 21, 2007

敬虔、ということば

『眠られぬ夜のために』
第一部
「6月15日
弱い信仰でも、信仰がないよりははるかに結構なことである。
ほんのわずかでも信仰の火花が残っていたら、それを絶やさないようにせよ。
そうすれば、それをまた吹き起こすのは、容易である。
ところが、最初からまた火を作るとなると、なかなか困難な仕事である。…(以下略)」

(筑摩叢書:前田敬作訳)

ここ半年に、2度ほど、nikkouのことを文章で紹介していただく機会があった。
そのどちらも、nikkouのことを「敬虔なクリスチャン」「敬虔な信者」と書いてあった。
それを読んだ、nikkouを知らない人は、どんな女を思い浮かべるんだろうな。
…と思って、はた、と気づいた。
クリスチャン同士で、相手のことを「敬虔な人」って紹介するのって、皆無じゃないすか?
逆に「あの方はケーケンだ」という時って、いささかの揶揄を含んでいたりする。
優等生ぶっているよね、みたいな。
nikkouだけか?
そういえば、nikkouの相方は、クリスチャンの友人に、
nikkouのことを「敬虔じゃないけれど、ホンモノのクリスチャン」と紹介してたから、相方も、あんまり「敬虔」にいい印象を持っていないんだなあ、と思った。

他の宗教の場合はどうなんだろう。
敬虔な仏教徒とか、敬虔な天理教徒とか、敬虔な創価学会員とかってお互いに言うんだろうか。

ちなみに、クリスチャン同士で、この人は素晴しい信仰を持っている、ということを紹介するときの言葉は、実にバリエーションに富んでいる。

一番よく聞くのが「熱心なクリスチャン」。
若い世代だと、「熱い」が多い気がする。
「なんとか先生のメッセージは熱い」とか「まりりんの賛美はいつも熱い」とか。
単に「熱い男」とか「熱いクリスチャン」とも言う。
「篤い」の字は使わないですね、なぜか。

「深い」ってのもあった。
「ドニー・マクラーキン、深い…」というふうに。

「あの人は、まっすぐだ」というのも聞いたことがある。
「関根先生って、まっすぐだなあ」とか。
まっすぐなクリスチャン。麦の穂、ってイメージですね。いいなあ。

「喜びにあふれてるクリスチャン」というのも聞く。
これはnikkouもよく使うし、nikkouについてそういってくれる人もいる。

「わかっている人」も聞いたことがある。
「吉村さんって福音をわかってる人だなって感じだよね」とか。

「●●先生は、僕には、ワン・オブ・ザ・ベストだな」というのを聞いて、
nikkou的に、すごくいいなあ、と思ったので、以来、頻用している。
「武さんは、nikkouのクリスチャンフレンドのワン・オブ・ザ・ベスト」とか。
あんまり使うとベストじゃなくなるか。

そういえば、先日、久遠ゴスペルクワイアーのリハーサルの帰り、一緒になった女の子が、
「えっちゃんのディレク(指揮)って気持ちいいい」とずっと言い続けていた。
この子はずっと、ヤ●●音楽教室のゴスペル教室に通っていたのだけれど、
そこでは、「Oh Lord」(主なる神よ)「Jesus I Love You」(イエス様、愛してます)と歌いながら、「ぜったい私たちはクリスチャンにはならない!」という熱意(!?)にあふれていて、疲れた、と言っていた。
だから、歌詞と信仰とが自然に一体になっているえっちゃんのディレクション(指揮)が、とても「気持ちよかった」のだそうだ。気持ちいいクリスチャン。

「敬虔」ということばは、どこから来ているんだろう。
仏教かな。
だからか、とても静かなイメージがある。
でも、クリスチャンは静かな人ばかりじゃないので、
つい、あの人は確かに信仰を持っているけど「敬虔」ってイメージじゃない、って思っちゃうんだろうか。

ま、でも別に、「敬虔な」と言われるのがいや、というのではなく、
ふと、気づいただけなので、
nikkouを「敬虔な」と言ってくださった方は、どうぞお気を悪くなさらないでくださいませ。

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Comments

nikkouちゃん、こんばんは。「敬虔」って枕言葉、私は使われたことないのでよくわかりませんが(笑)、やっぱりあんまりいいイメージないかも。どうも「堅物」って感じがして。
ヒルティの「信仰の火を絶やさないようにせよ」という言葉はすごく切実に感じました。いままさに私の「信仰の火」の危機なんだけど(一部教会関係のみ)、ちょっと勇気づけられたよ!

えー、それから、どーでもいいことなんだけど、「ワン・オブ・ベスト」ではなくぜひ「ワン・オブ・ザ・ベスト」にしてください。お願いします。
もっとどーでもいいことなんだけど、私のブログ閉めました。ご愛読ありがとうございました! また気が向いたら再開しますので、それまではここでいろいろ書かせてください(嘘)。

Posted by: ゴトウ | June 23, 2007 at 02:29 AM

あっ!ゴトウさん、メールしようと思ってたの。
ブログ、閉じちゃったのね。
いろいろ、お忙しそうでしたものね。
今まで楽しませていただきました。
ありがとうございました。

ワン・オブ…、すみません、直しておきまーす。

教会のほうは、うーん…、まあ人間の集まりだからいろいろあるけれど…、イエス様だけは、絶対に裏切らないものね。だから、だいじょうぶ!

ここで、ぜひぜひいっぱい書いてください。
あと、蔵前浅草呑み会、落ち着いたらぜひ、お願いします。

Posted by: nikkou | June 23, 2007 at 09:19 AM

いま、アサの六時ごろ(年寄りは朝が早いので)。久しぶりに読ませてもらえる(にっこう文)は、すてきだね。すぎやま

Posted by: kkss | June 24, 2007 at 05:56 AM

祖父上

すみませーん、ばたばたしちゃって、
なかなか更新ができず、
そのうえ、祖父上には不義理を重ねていて…。
いろんな人から、式をして半年から一年は忙しいよ、と言われていましたが、なにが忙しいのか、わからんと思っていたところ、本当に忙しかったんです(言い訳)。
3ヶ月たって、少しずつ整理されてきました。
もうちょっとしたら、ご連絡します。
今後とも、ご愛読のほど、お願いいたします。

Posted by: nikkou | June 25, 2007 at 12:18 PM

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