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October 02, 2007

ミャンマーのために祈ろう

わが友、ミャンマー人のユーミンちゃんは、2月には留学を終えて、祖国に帰っているはずである。2月、nikkouは結婚式前でどたばたしてしまって、帰国後の連絡先を聴きそびれてしまった。こんなことになるなんて、まったく予想もしていなかった。

昨日、新宿シャローム教会の午後の礼拝で、ミャンマーから来日した牧師のメッセージがあるとのことで、川崎教会の礼拝のあと、新宿に駆けつけた。
ユージンさんという小柄な牧師は、
しかし、なんだかえらく明るかった。Burmamap

時期が時期だけに日本の教会に民主化運動への支援を訴えに悲壮な思いを抱いてやってきたに違いない、と思って駆け付けたnikkouには、思わず拍子ぬけしてしまうほどののんきな調子で、
「最初、わたしの始めた教会は信徒が12人でしたが、7年後の今は、100人いまーす!」。
で、50~60人ほどの会衆が「ハレルヤー!」と手をたたく。
「神様は、ミャンマーを祝福してくださいまーす!日本も祝福してくださいまーす!」。
アーメン、アーメン、ハレルヤー、ハレルヤー! ぱちぱちぱち……(拍手)。

スライドには、山奥の掘っ立て小屋のような教会の前で、民族衣装をきてたたずむ何人もの若い男女が映し出される。
「ヤンゴンからこの教会に行くには、電車も車も使えません。徒歩で、川を渡るんです。電話もありません。」
普段の住居はヤンゴンにある、というユージン牧師、年に何度かこの山奥の教会に1ヵ月ほど滞在して、礼拝をもつという。
「神様は福音を伝えるためわたしの足を用いてくださるのですー!」
ハレルヤー、ハレルヤー、ぱちぱちぱち…。

……ハレルヤ―、て、人が銃でばんばん撃ち殺されて、お坊さんたちがばんばん拘留されておるんだろうが、いいのか、それで。
「祈りましょう」という段になっても、とうとう、ミャンマーの現状について語られることはなく、アジアにますますの祝福がありますように、となんとも曖昧な祈りがなされてとうとう礼拝が終わってしまった。

これじゃあ、川崎から新宿まで、昼食もとらずに駆け付けた甲斐がない、と
終わるや否や、人をかきわけて前に出て、ユージン牧師の腕をつかんだ。
「God bless you」とにこにこ握手をもとめてきたユージン牧師に、
おぼつかない英語でもって、「ミャンマーでは5人以上の人で集会を開くことはできないと聞いたが」と言うと、さっと表情をこわばらせて、「no!」と両手を挙げた。
「ではなぜ、先ほどあなたは、教会に100人のクリスチャンが集まると言ったのか」と聞くと、
ミャンマーのキリスト教会はすべて「underground church」(地下教会)なのだ、礼拝はすべて、秘密裏に行われている、という意味のことを言う。

なんということだ。そう、おどろくべきことは、12人の信徒が100人に増えたことなどではない。
そのような状況下で100人ものクリスチャンが礼拝のために集おうとしている、というのである。それこそ、主の大きな祝福ではないかと思う。

わたしの友人がいま、ミャンマーにいる、どうしているのかわからない、と言いかけて、不覚にも涙が出そうになった。
ユージン牧師は、「あなたの友のために祈る。だから、あなたもどうかミャンマーのために祈ってくれ」という。

ミャンマーのデモを先導したのは、仏教の僧侶たちであるらしい。
もし、このデモが失敗したら、仏教さえも弾圧されてしまうのではないか。
なぜ、ユージン牧師は迫害の状況について語らない? なぜ信教の自由を得られるよう支援を求めない?
おぼつかない英語ではそこまで話すことはできず、すごすご帰ってくる。
帰宅して、いささかのいらだちをこめて、相方に話すと、
「迫害されている国の牧師は、出国した先では、すごく慎重だよ」と言う。
「中国で伝道している人たちなんて、たいがい匿名か、仮名使ってるしね。なにをしていたかばれたら出国したまま帰れないということもありうるし。」
それでなのか?
のんきだったのは、nikkouのほうか?
真相はわからない。
事情は複雑なんだろうな、とは思う。

ただ、もう、これ以上、ミャンマーでひとが殺されることがないことを、せつに祈る。
神様、ミャンマーの人々を守ってください。ユーミンちゃんと、彼女の家族を守ってください。
ミャンマーのクリスチャンが、命の危機にさらされることなく、また地下ではなく、太陽のもとで、のびのびとあなたを礼拝する日が、一日も早く訪れますように。

…あと、英語、勉強しなきゃ、とつくづく思ったよ。

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