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February 05, 2008

聖書の読み方

31994204_2 タイトルに惹かれて『地頭力を鍛える』(細谷功)を読む。

読みつつなんとなく、マックスウェーバーの『プロテスタントの倫理と資本主義の精神』が脳裏にちらついてやまない。

働くことでこの世に生まれた目的を果たせ、他者の利益に尽くすことがめぐりめぐってわがためとなる…っていうね。

この本も、アメリカのものの考え方の輸入だったりするんだろうなあ。

中に、「抽象化して考えよ」という項目があった。

自分の状況は特殊だ、と思うな、

問題を抽象化し、一般化し、普遍化せよ、

そうすれば、たいがい、先人の来た道に解決策がある、と。

この「先人の来た道」が、アメリカだと「聖書」だったりするんだろう。

9784480863812_2 それこそアメリカからの直輸入ビジネス書、ロバート・キヨサキ最新刊『あなたにお金持ちになってほしい』と、タイトルも表紙もなんだかギラギラした感じのこの本のなかに、

その名もずばり「宗教、信仰、お金についてどう考えるか」という項目があって、

ひらくと、なんだかデボーション誌みたいです。書き込み式になっているの。キリスト教は言うにおよばず、仏教であれイスラム教であれインディアンの宗教であれ、人間なにかしら信じていて当然、というアメリカ人の宗教観が端的に分かる項目でありました。

「デボーション」というのは、クリスチャンが個人的に捧げる礼拝のことで、

まず祈って、それから聖書をよんで、気になるところを書き留めて、

自分の生活を振り返ってあてはめ(ここが、上のビジネス書にも取り入れられている)、

最後に祈る、というのでワン・セット。

アメリカ人式にギラギラしてなくても、毎朝早起きして、そんなデボーションをやったら、禅宗の朝のお勤めみたいで、さぞや清清しかろうと思うのだけど、

どうも続かず、続かないことが逆にストレスになってますます遠ざかり、という悪循環でした。せっかく、スタディバイブル買ったのにさ。

ところが、こないだの日曜、無教会の浦和聖書集会の礼拝に行ったら、

あるおばちゃんが、

「10月から聖書を毎日、

読めるときは10章、

読めないときは5節でも、

必ず読むようにしていたら、

最近ようやく、習慣になりました。

まず、聖書を読んで、祈って、なにかを始める、ということができるようになって、

だいぶ生活が落ち着いてきたように思います。」

とお話されて、

ほほ~と、思いました。

nikkouがここのところ聖書を読むのを負担に感じていたのは、

一昨年の聖書通読の仕方のせいだ。

毎日4章読めば一年で読めると謳われた通読表をせっせと塗りつぶす読み方。

ということは、1日さぼると翌日8章、3日で16章読まなきゃいけない。

1日16章読むのは、けっこうしんどい。

おかげで、1日さぼると、翌日はもう読みたくない、という心境になってしまってたのでした。

1年で読みきることじゃなくて、

毎日読むことを目的にするべきであった。

というわけで、昨夜は寝る前に1章分だけ読んだ。

創世記で、ヤコブのふたりの奥さん(なんと姉妹!)が子ども産み合戦するところ。お姉さんのほうが、命名のセンスがいいなあ、なんてことを思った。

ノルマにしなきゃ、ふつうに面白いんだよね、聖書って。

(2008.2.5)

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